「身内や友達の嫌な行動にNOといえない」そんなあなたに伝えたいこと

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やまだ

親しい間柄こそ線引きしよう!

SNSを見ていると沢山の「困った件に対するモヤモヤ」が発信されています。

「アポなしに義母が来る」「母が自分の私物を勝手に持ち帰る」「義妹がおさがりを要求してきてしつこい」

このような場面になったときに、投稿者さんは

「やめてと言えなくてモヤモヤする」「私が我慢するしかないでしょうか…」

と「自分の気持ちを言わずに我慢し諦める」という人が少なくありません。

でも、そういう時に我慢するのは待ってほしいんです。

自分を犠牲にせずにお互いに良好な関係を築けるために大事なこと。

今日は「身内や友達の嫌な行動にNOといえない」方へ向けてお伝えしたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

今回の結論

普段から同意と境界線を取る練習をしてみよう

\なかなか断れないと悩む人におすすめ!/

目次

身近な人へNOと言えますか?

スレッズを見ていたら

「義母が合鍵で自分の家に了解なく勝手に入ってモノを持ってくのに強く言えない」

「自分の部屋に鍵をかければいいでしょうか」

という投稿がありました。

「これが他人なら窃盗です。勝手に取っていくのは親族だからと許す理由がありません」

とコメントを入れたら

「義母が窃盗だと思ってないので自分が自衛するしかないです…」

とコメ主さんから返信が来ました。

あなただったら、この状況どう対応しますか?

義母に「やめてください」と言えますか?

なぜNOと言えないのか、それは言う機会がなかったから

関係が近い人に「嫌です」「やめてください」とハッキリいえないのは2つ理由が考えられます。

  • NOをいう機会がなかった
  • 人との境界線を学んでいない

NOと言えないというのは、

断ったり、「それがいやだ」という機会がなかった(言えなかった)
いったところで否定された
自分の思いを聞かれる機会がなかった

などの原因が考えられます。

嫌だなあ…と思っても「おおげさじゃない?」「好きだからするんだよ?」と親から言われると、

好きだから応えないといけない、私がおかしい

といった我慢するしかない経験をしていきます。

やまだ

あとすごく大事なのが「境界線」!

境界線とは、

あなたが大丈夫と思うことと「これはいや」と思うことの間を分ける見えない線のような物

と言われています。

例えば、ハグ(抱きしめること)を例に考えてみましょう。

ハグしてOK なのは、親や兄弟、おばあちゃん、NGなのは、知らない人や友達など。

こういう風に人との間を区切る境界線は、ひとによってそれぞれ。

相手や時と場合によって変わることもあります。

そのため、人によって境界線は違うことを認識したうえで、

何かをするときに相手に同意を得ることが大事

になります。

「ハグしていいですか?」「横に座っていいですか?」「これやってもいいですか?」

そう相手に聞いて同意を取ることで、互いの意思を尊重することにつながります。

同意と境界線を実践することで性被害を防ぐ

親だから、友達だから、と境界線がない学ばないままでいることは、とても危険です。

なぜなら、性被害性暴力は身近な人から行われることが多いからです。

具体的には、

配偶者、恋人、家族、友人、職場・学校関係者など、被害者が信頼していたり、日常的に接している人が多いという統計が出ています。

加害者は特定のタイプの人ではなく、どの社会階層にも、どの年齢層にも存在します。

「同意と境界線」を家族間で普段から行っておくこと

親子間できちんとノーを言えることが、将来の性被害の防止にも繋がっていきます。

我慢という負の連鎖を断ち切ろう

『言えないから我慢する』。

そうすると次世代にも

「私も我慢してきたのだからあなたも我慢しなさい」という無意識に負の価値観を渡していくことになります。

自分が不幸だからってあんたさんも不幸になれって、そんな人になりたくて生きてる訳じゃないですよね…。

きっとこの記事を読んでくださっているあなたは、優しくて人を傷つけることが避けて通りたいのではないでしょうか。

でもね、覚えていてほしいんです。

その提案や行動が嫌なのであって、「嫌です」「やめてほしい」ということは、相手の人格まで否定しているわけではないということ。

あなたが伝えないと相手は一生わからないまま他の人も知らずに傷つけてしまうことが続いていきます。

傷つかずに「わたしもあなたもOK 」な世界は、私たちが変わることでゆっくりでも変わっていくと信じています。

同意と境界線を学べる本はこちら

以前、性教育の講師の方に勧められた本です。

お子さんにも読み聞かせをしていくとお子さんだけでなく、読んでいるあなたにも新たな視点をもたらしてくれます。

あなたの傷ついてきた心も癒してくれる一冊です。

わたしならどう言うか考えてみた

同意と境界線の大事さを実感してから、私自身「親だから」「家族だから」という理由であきらめることはなくなりました。

「一人の人として付き合いたい。そう思える人と親族でも付き合っていきたい」と考えています。

では、「義母が合鍵で自分の家に了解なく勝手に入ってモノを持ってくのに強く言えない」。

この事例がもし自分の身に起こったらどうするか考えてみました。

義母に「勝手に自宅に入らないでください。息子の家は別世帯で、あなたの家ではありません。

合鍵を返してください。返さなければ鍵を変更しますが、新しい鍵の変更代はあなたに請求します。

また、家族が不在中に自宅に勝手に入り、私物がなくなった場合は、警察に通報し窃盗で逮捕してもらいます。

再度言います。

息子の家はあなたの家ではありません。

息子さんと私の家です。敬意をもってこれからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。」

また、義実家関連でうまくいかないのは、まず夫がしっかりと対応してくれないことが大半です。

夫にも「他人の家なら窃盗罪なのに、身内が勝手に入ることは許されるのはおかしい。

私は嫌だし、きちんと線を引いて付き合いたい。

あなたもあなたの両親や親族も私にとっては他人だから。

あなたが守ってくれることを心から望みます」

このように伝えても何ら解決しないなら、物理的に距離を取るしかないと思います。

妻が嫌だといっていることを我慢しろという夫は、きっと今後似た状況でも私の意見を聞いてくれることがないでしょうから、一緒にいる意味もないかなと…。

やまだ

夫婦も所詮他人なので、お互いの真ん中を見つけて大事にしていきたいです☺

おわりに

いかがでしたか?

今回は「身内や友達の嫌な行動にNOといえない」そんなあなたに伝えたいことについてでした。

さくらさん

学んだことなかったことなのでこれから実践していきたいです

やまだ

私たち世代から変わっていきましょう!

そうすれば子供の未来はもっと優しい世界になるはず

ノーと言えない人に。

同意と境界線をまず知ってください。

そして、自分の意思を言えるようになるためにぜひこの本を読んでほしいです。

あなたが我慢せずに生きられる、優しい世界への一歩になりましたら幸いです。

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