
お金と税金の仕組みを学んでみよう!
社会保険や年金、税金。
大人になってから知ることの多い制度ですが、実際どんな仕組みでどう使われているのかはほとんどわかっていないまま過ごしてきました。
しかし、昨今の税金の多さや物価高、日々かけている保険まで「このまま無知のままでいいのだろうか?」と思うようになり、基本から学ぶことにしました。
それは、国家試験の「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定3級」です。
数字に弱い、計算が不得意、脳の記憶域が年々減っている私でも合格できた勉強法も合わせてお伝えします。
今後FP3級を受験したいと思う方に参考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
FP3級の内容は社会人に必須の内容になっているので受験することをおすすめしたい
色々おかしくない?
ここ数年、夫の給与明細をみて感じていたことがあります。

税金高すぎやしない!?
厚生年金などひかれている社会保険料に驚く一方、昇給による給料は増額しているのに税金が年々上がっていて手取りが増えていない。
物価は上がるのに手取りは変わらず税金は増え、お米が手に入らず、ニュースで流れるのは「税収は最高額だけど財源が足りない」という政府の見解に、
計算できる人は政府にいないのか?
そんなツッコミを日々してしまうほど、いろいろ疑問を感じる機会が増えました。
自分自身、あまりお金の勉強はしてこなかったのもあってどうしたらこのもやもやを解消できるのか考えた結果、「ちゃんとお金と税金を学ぶことをやってみようかな」と思い、
辿りついたのが「ファイナンシャル・プランニング技能検定3級」でした。
FP技能検定とは
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金に関わる広い分野について、トータルなアドバイスを行い、目標達成の支援をする専門家です。
FP技能検定は、厚生労働大臣の指定を受けた試験実施機関が行う国家検定。
1級から3級まであり、3級ではお金に関する幅広い知識が問われます。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受検資格は、「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」。
しかし、申し込みの際に特別な書類を添付する必要はないため、実際には誰でも受検可能。
FP3級では、学科試験・実技試験ともに「ライフプランニングと資金計画」などの6分野から出題されます。
「日本FP協会」でも「きんざい」でも、学科試験は多肢選択方式で行われ、3択問題が30問出題されます。
60点満点中36点以上取ることができれば合格です。
受験料は学科、実技試験でそれぞれ4000円。
同日受験可能で、今回2つ同時に申し込んで8000円と手数料あわせて8107円でした。
申し込みはいつでもできるのに日程を決められない

申し込みは専用サイトで行うのですが、日程をみては
この日いけるかな…
やっぱりやめとこうかな…
受験すると決めたのは年初め。
1月おそくても2月中にはと思っていたのに、自分に言い訳をしながら結果的に4月まで延ばしてしまいました(苦笑)。

受からなくてもいいからとりあえず申し込んでから考えたらよろし!
自分この日ならいいかな?と思うところで申し込みをして、追い込むところまでが長かったです。
この時点で試験日まで2週間でした。
行けるのか!?!
どう取り組んだ?

書店でいくつかテキストを見て、わかりやすそうなものを1冊購入してみましたが

全然頭に入らない…
文字や表だけではちっとも理解できず、早々にくじけて頭を抱える事態になりました。
私はいつも勉強に取り組む際、テキストを購入してそれを見ながら過去問を解いて学びを深めるスタイルですが、もともと数字や計算苦手意識が合ったせいもあって
「もう文字じゃ無理」と全くテキストを開かなくなった自分に嫌気がさす始末。
そんな私を救ってくれたのがこちらの動画でした☟
東大卒のほんださんが超絶わかりやすくFP3級の内容を解説。
試験範囲の6項目の中で、それぞれ理解するべきポイントを具体例を交えながら教えてくれます。
6項目はどこから勉強してもいいので、自分が気になった分野から視聴して、1項目分見終わった時点で過去問を解いて学びを深めていきました。
過去問ならこちら☟

過去問だけでなく実際受験された方の掲示板もあって、ものすごく参考になりました。
試験2週間前に「ほんださんのFP3級爆速講座」と「過去問道場」でインプットとアウトプットを繰り返すことにして、
過去問道場は無料でも十分使えるのですが、有料版(月490円のサブスク)で登録。
無料版では見られない解説や、試験と同じような仕様のCBT試験を模擬で受けられるもので学びを深めていきました。
最後まで理解できないものもありましたが、
100点取らないと爆発しちゃう病気にかかっている人以外はそこまでやらないくていいところ
と動画の中でいっていて、
点数も大事だけど内容を理解して生活に生かせるほうがもっと大事だよねと自分に言い聞かせながら、進めていきました。
FP技能検定3級の当日の様子

指定された会場でPCでの受験となります。
会場では20代から30代と思われる方が多くみられました。
「学科」120分を行った後、一度退室して「実技」60分を受験。
正解と思われる選択肢をポチポチと選んでいきます。
どちらも「試験終了」のボタンをクリックすると、すぐに点数が画面に表示されます。
どちらも合格点に達していて小さくガッツポーズをしました(^^)
(しかし、どこをどう間違えたかまではわからないので復習できない点だけがちょっと残念)
FP3級受験してどうだった?

一言で言うと
やってよかった
です。
ずっと自分が苦手としていた税金や保険の基本的な流れが少しずつ理解できたのと、あらためて税金の「年金に税金って要らなくない!?」とか控除の仕組みや、健康保険の手厚さなどを感じることができて
今の政治の在り方に俄然興味関心が持てるようになりました。
選挙に行こう、本当に。
お祝いはハーブスで
試験後に、20年ぶり?くらいにハーブスに行きました。


久々のミルクレープのおいしさに自然と口角が上がります…。
食べたいと思っていたものを食べられる幸せよ(涙)。
ペリエで乾杯です♪
おわりに
いかがでしたか?
今回は「【国家試験】数字に弱い私が2週間でFP3級合格するまでにやったこと」についてお伝えしました。

お金や税金の勉強って全然してきてないです

学生の内に授業で必須だと感じました
なぜ税金がこれだけかかるのか、けがや病気になった時どんな保障があるのか、相続はどこまでとか、どう貯蓄していくなど知っておくことで、その後のライフプランも大きく変わるのではないかと思います。
計算問題は理解できればすごくカンタンなものばかりでしたが、
1%を0.1で掛けてしまったり、割り算を間違えていたり、そもそも考え方が間違っていたり、自分の苦手なところと向き合うのは結構大変で…。
でも、少しずつ正解に近づくことで「いつだって人は変われるのかもしれない」と小さな希望を感じたのはいい経験となりました。
この記事がFP3級の受験hの参考になりましたら幸いです。
それではまた♪