外音が脳に響いてつらいです…
4年前に両耳難聴になって以来、1年に数回耳鳴りや外の音が脳に響いて疲れてしまうことが起こるようになりました。
今月に入ってから耳の調子が悪く、自宅や外出先でも外音をできるだけ遮断したくて、新たにノイズキャンセリングイヤホンを探してみることに。
同じように聴覚過敏で悩む方の記事を参考にして出会ったのが「AirPods Pro2」でした。
使ってみてとても良かったので、今回レビューします。
この記事はこんな人におすすめ
時々外の音が聞こえすぎて疲れることがある
静かな環境で過ごせるアイテムを知りたい
聴覚過敏で悩んでいる
・聴覚過敏で音の大きさに脳が疲れるiPhoneユーザーなら、AirPods Pro2は投資の価値がある
時々音が脳に響く
2020年に両耳難聴になってから、疲れやストレスがたまると「キーン」といった耳鳴りや、カチンと食器が当たる音、スーパーでのアナウンスなどがすごく聞こえすぎることが時々起こるようになりました。
脳にワッと音が入ってくる感じで、すごく脳が疲れるんですね。
そんな時の対策として「ノイズキャンセリング」機能があるイヤホンやヘッドホンを使って自衛してきました。
自宅でよく使うのが、SONYのノイズキャンセリングヘッドホンです。
レビューはこちら☟
ノイズキャンセリングとは
ノイズキャンセリングとは、簡単に言うと、
周囲の騒音を打ち消して、よりクリアな音を楽しむための技術のこと
です。
ノイズキャンセリングには大きく分けて2つの種類があります。
アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC):
イヤホンやヘッドホンが周囲の音を拾い、その音と逆の波形の音を出して打ち消すことで、騒音を低減します。
デジタル信号処理によって高度なノイズキャンセリングが可能になり、様々な環境での騒音に対応できます。
パッシブ・ノイズキャンセリング(PNC):
イヤホンの形状や素材を工夫することで、物理的に音を遮断します。
耳栓のようなイメージで、外部の音が入りにくくします。
ノイズキャンセリングのメリットとして、
一方で、ノイズキャンセリングのデメリットとして、
があるといわれています。
私はアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)のイヤホンやヘッドホンを使用しています。
使っていたノイズキャンセリングイヤホン
外出時や、SONYのヘッドホンで耳が蒸れるときはこちらのノイズキャンセリングイヤホンを使っていました。
この商品の特徴として、
イヤホンと充電ケースで最大50時間使用可能
各サイズのイヤーチップがあり装着感よし
実際使ってみて、外出時のノイズキャンセリングは十分に機能していると感じましたし、スマホでの通話も結構クリアに聞こえていました。
金額も1万円を切っていて、高価なノイズキャンセリングイヤホンはちょっと難しいけれどという時に選択肢になります。
はじめてのノイズキャンセリングイヤホンとしては機能十分だと思います。
Anker Soundcore Life P3
ただ、こればかりはしょうがないのですが、実際つけてみないとどんなにいい商品でも装着感が悪いとストレスになってしまいます。
実際「時々ぽろっと落ちてしまう」ことがあり、ノイズキャンセリングイヤホンの機能としては十分だけれど、私にとって装着感は△といった印象でした。
Apple AirPods Pro(第2世代)を購入
もう少し装着感がピタッとくるものが欲しい
どうせならノイズキャンセリング機能がさらにいいものが欲しい!
そう思い「聴覚過敏 ノイズキャンセリング」で検索したところ、出てきたのが『Apple AirPods Pro(第2世代)』でした。
iPhoneに操作性が抜群のイヤホンです。
特徴として、
MagSafe充電ケースを使用時、最大30時間の再生時間
外部音取り込みモードとアクティブノイズキャンセリングの適応型オーディオ搭載
聴覚過敏の方でこのイヤホンを使っている人のレビューを見ると「とにかくノイズキャンセリングがすごい」「装着感がいい」とのこと。
公式サイトでの価格は「39800円」。
ちょうど購入を考えていた時にAmazonセールで少し安くなっていたので、AirPods Pro(第2世代)用の装着ケースも同時購入してみました。
AirPods Pro(第2世代)使ってみた感想
開封後、3時間ほど充電して初期設定を行いました。
iPhoneとの親和性が素晴らしく、YouTubeでAirPods Pro(第2世代)初期設定の紹介動画を見て5分で使用開始。
ノイズキャンセリングが最高な件
実際つけてみて、ノイズキャンセリングをオンにしてみると…
/
スンって音が消えた
\
なんということでしょうーーーー!!
Anker Soundcore Life P3のノイキャン率が体感70%くらいだとしたら、AirPods Pro(第2世代)は95%。
なんて脳に優しい世界…!
自宅内だといつも聞いているテレビの音量が3分の1程度に。
食器洗いで食器がカチンとなる音も気にならず、コードレス掃除の起動音も軽減するので、家事がはかどるはかどる(感涙)。
装着感もよかった!
もともとMサイズで装着しているイヤーピースも、耳にぴったりフィット!
多少頭を振っても落ちることなくズレることもなく、求めていた装着感となりました。
外で使ってみたらさらに感動した
早速、新幹線移動があったので一緒にお供することに。
ノイキャン中でも地下鉄のアナウンスは聞こえるし、新幹線のアナウンスも同様。
車内の話し声も軽減されて、音楽も小さい音でも楽しめました。
絶対これや…!これがないと耳が疲れる…!
と確信したのでした。
ノイキャン中でも適応型に瞬時に対応してくれる
ノイキャン中でつけたまま会話をすると「適応型」といって、会話が聞き取りやすいモードに変わります。
会話が終わるとまたスンな世界のノイキャンモードへ。
「AI搭載されてるの?」と思うくらいな切り替えに驚きました。
一番驚いたのが「マルチポイント機能」!
Bluetoothで接続するイヤホンは、スマホでイヤホンを使ってタブレットでも使いたい場合、いちいち接続切り替えをしないと使えないことが多いのですが、
iPhone、iPad、Macbookなどアップル製品間なら、AirPods Pro(第2世代)のイヤホンをケースから出すだけでiPhone、iPad、Macbookとそれぞれ聞きたい機種に「自動でつないでくれるマルチポイント機能」で接続することが可能なのです!!
例えば、iPhoneで音楽を聞いていてiPadで動画を見ようとしたとき、iPadで再生ボタンを押すと、イヤホンの接続がiPhoneからiPadに切り替えを自動でやってくれます。
今までだったらいちいち(2度いう)Bluetoothの接続をしないといけなかったのに、それすらない。
これは文字だけだと感動が伝わらないので、iPhoneやiPadでぜひ体験してみてください。
AirPods Pro(第2世代)のデメリットは?
まだ基本機能くらいしか使えてないのに感動しているAirPods Pro(第2世代)ですが、いくつかデメリットもあるようです。
△Androidユーザーには不向き
△ノイズキャンセリングの強弱調整はできない
△価格が高い
△本体が傷が入りやすい
アップル製品なのでiPhoneやiPadなどには親和性が高いですが、androidユーザーだとこれじゃなくてもいい感です。
あと、高い。
39800円という価格は、はじめのノイズキャンセリングイヤホンだと躊躇する価格ではないでしょうか。
しかし、
聴覚過敏で音の大きさに脳が疲れる方で、iPhoneユーザーでしたら、この金額で脳に優しい日常生活が送れるなら十分に投資する価値があると思います。
AirPods Pro(第2世代)と一緒に使うといいもの
Amazonでは公式サイトよりちょっとお値打ちに購入することができます。
しかし、購入者側の返品交換ができないので、初期不良などの対応はアップル公式サイトでの対応となります事ご注意ください。
イヤホン本体
AirPods Pro(第2世代)を持ち歩くのでしたら、保護ケースに入れるのがおすすめです。
今回一緒に購入したのは『iFace First Class AirPods Pro 第2世代』。
カラビナ付きでリュックにひっかけて持ち歩きました。
AirPods Pro 第2世代の保護ケース
AirPods Pro 第2世代の充電はTypeCケーブルです。
MagSafe充電器なら、この充電器の上にAirPods Pro 第2世代をケースごと置くだけで充電できます。
ケーブルレスで本当便利です♪
MagSafe充電器(Apple公式)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「聴覚過敏でノイズキャンセリングイヤホンを使ったら救われた話」についてお伝えしました。
音で耳や脳が疲れるってあるんですね
症状がなくてもノイズキャンセリングは集中できるので在宅ワークにもおすすめです☺
AirPods Pro2を補聴器代わりに使う例もあって、かなり細かく設定ができるようです。
一番大事なことですが…
耳鳴りが続いて音が脳に響くのが続いていたら、様子を見らず耳鼻科に行きましょう
一度大きく聴力が落ちると元の聴力までは戻らないと言われています(実際私がそう)。
その耳鳴りや聴覚過敏、きっと気のせいじゃないから…。
同じように悩む方の解決のヒントになりましたら幸いです。