いや、いらんって!
Lineやメッセンジャーアプリは、コミュニケーションツールとして欠かせないものですが、時に
「今日の朝ごはんです」「このレシピはこれです」「今日は髪切りに行ってきました」
など、一方的とも思われる連絡が届いて、げんなりすることってありませんか。
「・・・で?」
と返したいところですが、更年期に入った筆者は相手と戦うほどのエネルギーがありません。
それなら、先に対応を決めておけばいざそのような連絡が来た時に、モヤモヤしなくて済むのではと思い、今回考えてみることにしました。
誰だってある承認欲求とのかかわり方も一緒に考えてみたいと思います。
どんな方法があるか、最後までご覧ください。
「だから何」という連絡あれこれ
こんな連絡(Lineなど)来たことないですか?
「今朝の朝ごはんです。手抜きだけど」というコメントとご飯の写真
「おいしくできたんでレシピ送ります」と作ったお菓子とそのレシピの羅列
「飾ってみたらすごく素敵だったよ」とハンドメイド作品の写真
全部私宛に送られてきた実例です。
こういう連絡の特徴として、
- 相手との関係性によって私も反応が変わる
- きっと相手は「すごい!」「すてき!」といった褒められることを期待していることが想像できる
盲目的に信頼している人なら連絡が来るだけでも嬉しいものですが、関係性がそうでもない人から日々の様子を送られてきても、正直
だから何だね?
と思ってしまうのは私だけではないはず(よね?)。
相手がどう思うかより自分がどうしたいか
受け取る私がどういう状況かも想像せず、ただ自分がいいと思うものや褒められたいことを送ってくる。
誰だって褒めてもらいたいものですが、それが一方的なコミュニケーションでは、温かい関係を築くどころか焼畑農業的に戻れない関係性になってしまうことになります。
私は更年期に入ったことで、今までに比べると気力体力も落ちたし、理由がないけど落ち込んだりただ眠くなったりと「日々生きていることでありがたい」という状況になりました。
おかげさまで自分のことで精いっぱいなので、相手がどう思うかより自分がどうしたいかで考えることが増えました。
そこで、このような自分にとっては「不要な連絡」が届いた場合、どう対応するか自分軸で考えたのがこちらです。
ゴールとしては「不要な情報を送ってこない」になります。
①「送り先間違ってませんか?」
「不要な日々の報告」が一番初めに届いたときに
送り先間違ってない?
と確認します。
人は間違う生き物。
もしかしたら、送り先を間違えただけかもしれない。
こう聞くと、ほとんどの人が「ごめんなさい」「間違えちゃったみたい」と返事がきて、このような連絡を送ってこなくなります。
②SNSに誘導する
近い関係性だと突破してやってくる…
先の「送り先間違えてない?」でも「えー!間違えてない!」と気にせず送ってくる人もいます。
それが、親戚や仲のいい友人だったりすると、ちょっと白目になってきますね。
断りにくい関係性での方法として、
SNS(Xやインスタグラム、スレッズなど)に投稿してみたら?
たくさんの人がいいねしてくれると思うよ!
個人より大多数の人からの反応がもらえる方が、脳内アドレナリンが大量に放出されて承認欲求が大層満たされます。
「仕事してるとLineもメッセンジャーも反応遅れるし、SNSに写真あげるならそっちにいいね押すよ」
と伝えてみます。
しかしこの方法は、SNSアカウントを持っていない人や、送る相手にマウントを取りたい時には効果がないのがデメリットです。
③気力があるならこちらも対抗する
相手が自分にとってどうでもいい報告をしてくるなら、こちらも相手にとってどうでもいい反応で応酬するのも一つです。
名付けて「どうでもいい選手権」を繰り広げてみるのはいかがでしょうか。
「今日の観葉植物。なんか元気なさそう」
「サーキュレーターに埃がたまってる。掃除しよ」
「爪伸びたから爪きろうっと」
もうなんでもいいです。
自分に「暇か」とつっこみをいれながらも、送られっぱなしでモヤモヤするなら送り返してみましょう。
ポイントは相手から送られてきたら、こちらからも返す、です。
相手の連絡の内容には触れず、全部自分語りで返すとなお良いでしょう。
④未読スルーそしてブロックする
対応するエネルギーが持てないなら、送られてきた内容をみなかったことにする「未読スルー」ですね。
私もそっとアーカイブに入れたりして、画面上からもやり取りを消します。
また届いても同じような内容なら、ずっとそれを繰りかえします。
状況によってはブロックして、連絡を絶つことも。
送られてくる方が関係性を絶つことに罪悪感を感じる人もいるかもしれませんが、何度も送ってくる人は相手は誰でもよくて、かまってくれそう反応してくれそうな人を探して次へ次へと行きます。
埋められない心のすき間を埋めることは相手の仕事であって、私やあなたが嫌だと感じるならそこに責任を感じることは一切ないのです。
あえて「要らない」は伝えない接し方
はっきりと伝える方法もあります。
「この手の写真はお腹一杯だからもういいかも」
そう言える関係性なら、伝えることで相手とさらに仲良くなる機会になるかもしれません。
以前の私なら気持ちを伝えることが多かったですが、どう送ろうか考えるのもエネルギーが持てないので、現時点では「接点を作らない」ことをメインに対応しています。
承認欲求がむくむくと出てきたら
「認められたい」「すごいねって言われたい」
そんな気持ちは誰にでもあります。
この感情がいっぱいになって、誰か個人的に送りたくなったときは、
自分を癒す祭りです☺
と決めて、おいしいお菓子や温かい紅茶などの飲み物、ふわふわのブランケット、泣ける笑える映画などを用意して、自分を思いきり労わる時間をもつことをおすすめします。
私も意味もなく落ち込んで誰かに慰めてもらいときこそ、自分にかけてほしい言葉を自分に沢山かけています。
さみしいよね
わかる、わかるよ
自分が自分のことをわかっていると感じることが大事です
ずっと一人語り。それでいいんです。
誰も私を傷つける人がいない優しい世界は、自分の手で作れるのですから。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「頼んでもないのに「今日の朝ごはんです」と連絡してくる人への対処法を考えてみた」についてお伝えしました。
気持ちはわかりますがやっぱり困りますね…
自分もそうならないように人との距離感は大事にしたいです
今回の記事が、アレレな連絡が届いて困る時の参考になりましたら幸いです。